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漫画の電子化は自炊or電子書籍の購入どちらがお得で安いのか?

引っ越しや部屋のスペース確保のため、購入した漫画を電子書籍へ移行したい場合、2つの方法が考えられます。

  • 自炊して電子化する
  • 漫画は捨てる、売るなりして電子書籍で再購入

自炊は専門用語ですので簡単に説明すると保有している単行本や雑誌を分解して裁断。スキャナーで取り込みデジタルデータにして電子化する行為です。

必要機材を用意して自分で行う方もいますし、自炊代行業者も存在しており依頼することが可能。ただ自炊代行業者を利用して漫画や書籍を電子化する行為はグレーゾーンとも言われています。

では、自炊or電子書籍を再購入のどちらが安いのか調べた結果を紹介していきます。

自分で自炊する場合

自炊に必要な機材があれば最も安上がり。ただし、時間と労力を必要とします。また丁寧に分解、裁断、スキャンを行う場合はそれなりの機材が必要。

漫画を自炊した方のレビューブログなども複数ありますが機材の値段はピンきりのようです。裁断機材やスキャナー合わせて5万円前後も自腹をきった方もいました。

自炊したい冊数が多い…今後も機材を利用する…といった予定があるなら良いですが、1回きりの自炊に数万円も費用を払うのは正直、馬鹿馬鹿しいです。

趣味で行ってみたい…今後も機材の使用予定がある方、限定で行うのが良いでしょう。

自炊代行業者に依頼する場合

自炊代行業者を介した自炊行為は違法といった声も大きいのであまりお勧めはしませんが、1冊の自炊にかかる費用などを調べてみました。

各業者によって1冊〇〇ページ以内は〇〇円といった具合に詳細に料金設定がされています。また納期によって価格が大きく変わってきます。

基本的に最も長い納期であれば漫画1冊程度なら100〜200円前後で自炊をしてくれます。冊数にもよりますが納期は1ヶ月〜2ヶ月程度が目安。

この納期を短縮したい場合は料金が高くなります。最短納期でページ数にもよりますが300円〜400円など。(各業者により料金設定に違いがあります)

自炊代行は個人的にあまりお勧めしないので各業者や詳細は「漫画 自炊代行業者」などでググってみて下さい。

電子書籍ストアで再購入の場合

漫画であれば多くのケースで電子化されてきています。価格も単行本より電子版の方が30円〜50円程度は安いです。

また各ストアのセールや割引を利用することで、より安く電子書籍の漫画を再購入することもできます。

このセールや割引券を上手く活用できれば自炊代行業者の最短納期価格より安く電子書籍を手に入れることも可能。ただ、自分の電子化したい漫画が丁度よくセールや割引対象になるかは運次第です。

手持ちの漫画を電子書籍として保有したい場合は電子書籍ストアでの再購入が最も安全で確実と言えます。

保有漫画を安く電子化…自炊or電子書籍ストアで再購入のまとめ

料金だけを比較すれば自炊代行業者に依頼した方が安く済ませられるかと思います。ただし、納期が遅い…グレーゾーンであるといったリスクがあることも覚悟しておきましょう。

もし、保有している漫画の状態が良ければ中古買取店に売って得たお金を利用して、電子書籍ストアで再購入するのがお勧めです。

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