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外面が良いにも程があるってどんな漫画?

外面が良いにも程がある

漫画「外面が良いにも程がある。」は尾崎衣良先生の作品。表題タイトルを含む全4エピソードが収録されているオムニバス短編集。

各話読み切り型なので展開も早くサクサクと楽しむことができます。

収録作品は「外面が良いにも程がある。」「業務上偽装恋愛」「いたい にがい 少しあまい」「優しい毒薬」の4エピソードが収録されています。

どのエピソードもちょっと毒気があり、魅力的な女性陣に面白い男性陣。そして性悪女がギャフンと言われたりしてスッキリ爽快感のある漫画です!

今回は表題作である「外面が良いにも程がある」の内容をご紹介していきます。

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漫画「外面が良いにも程がある」ネタバレ

主人公は瀬高といった25歳の男性会社員。ヒロインは吉野安貴といったメガネをかけた地味系女性。

言い知れぬ雰囲気に口を滑らす主人公…

瀬高は元カノであるマミに頼んで合コンをセッティング。そこにヒロインの安貴もいます。瀬高は揃った女性陣を見て、勝手に点数をつけるちょいチャラくてクズな男。

ちなみにこの時の瀬高の点数は元カノのマミが一番点数が高くて70点。ヒロインである安貴に関しては20点をつけています(笑)

今回の合コンは外れだな…
そう思っていると20点女である安貴と目が合ってしまいます。すぐに目を逸らしますが食事の食べ方を見ていると上品でキレイ。

しかし、安貴は居心地が悪かったのか食事をした後、すぐに帰宅していきます。

何故か安貴が帰ったのは瀬高にせいにされて罪悪感を感じる瀬高。帰路につく安貴を追いかけていきます。

合コン会場とは少し雰囲気が違い毒気のある安貴の発言にキョトンとする瀬高。頭で考えるより先に自然と思ってもいない事を口走ってしまいます。

「俺、吉野さん狙いだし…」

ん?
は?
え?
なんで?

この部分は爆笑。
瀬高、安貴ともに頭の中は???だらけ。流れから瀬高は安貴に仕事終わりにデートの約束をしてしまいます。

ヒロインの裏事情を知ってしまう主人公…!?

地味系女性、安貴とデートをしていると不覚にもアリかもしれないと感じる瀬高。駆け引きの少ないピュアな恋愛に居心地の良さを感じています。

その後、再びデートに誘う為、何度も安貴にお誘いメールをしますが、全て残業と言われてデートに漕ぎ着けることができません。

拒否られているかも…なんてショックを受けていると丁度、安貴と同じ会社で元カノであるマミと出会います。

しかし、瀬高はここで疑問が…
マミは安貴と同じ部署。それなのにマミは定時で上がれて、安貴は何故、残業になっているのか…。マミが勝手にその裏事情を瀬高に語っていきます。

安貴の残業理由…
それはマミが残った仕事を安貴に押し付けていたから。

それを聞いた瀬高は急いで安貴が残業している会社へ向かっていきます。

まさかの逆外面に驚愕…!?

健気な安貴に心を奪われる瀬高。残業が終わった安貴を抱きしめて二人はキスをします。そして…安貴の方から…

「…ウチに来ます?」

そのまま安貴宅に泊まる瀬高。二人は結ばれます。

そして朝起きて隣にいる安貴の顔を見て瀬高は驚愕。メガネを取った安貴は超絶美人だったのです。

さらに残業について裏事情を語りだす安貴。地味で健気な雰囲気とは違う毒気満載の発言をしていきます。

瀬高は「この子、黒っ」なんて思ったり(笑)。そしてマミが安貴は純情だと言っていたことの真意を聞きたくて問い詰めると「…そのとおりですよ」と答える安貴に安堵を覚える瀬高。

しかし、瀬高の脳裏にさらに疑問が芽生えます。

純情な子がキスしていきなり「自分の家にきます?」なんて言うのか………と!?

ちょっと影の見える安貴に惚れながら、いつか化けの皮を剥がしてやると心に思う瀬高でした。めでたし。めでたし。

漫画「外面が良いにも程がある」感想

外面が良いにも程がある

底が計り知れず、実は計算高いヒロインにドンドンとハマっていく。また瀬高が非常に面白い掛け合いを見せてくれる作品が「外面が良いにも程がある。」です。

作中で安貴の心情は語られませんが実は瀬高を落とす為に、わざと健気な女性を演じていた可能性も微レ存。安貴は計算高い女性なので純情に見えますが実は腹黒かも…なんて感じる部分も(笑)

その他の収録作品もベクトルは同じで毒気のある男女が性悪を気持ちよく叩き潰してくれる爽快なエピソードになっています。お勧めですよ〜☆彡

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