殺人予告はあの頃ってどんな漫画?
漫画「殺人予告はあの頃」は伊藤イット先生が描くミステリー要素も含まれたサスペンス漫画。主人公は遥丘彼方(はるおかかなた)といった男性。その他に彼方の親友である大和、景、司。彼方の彼女である真名子がメインキャストといった所。
彼方は中学時代、虚構人間というネット掲示板を作っていた。虚構人間の触れ込みは書き込まれた内容を叶えるといったもの。中学時代、適当に作った道楽の一つだった。
しかし、時が流れ、社会人になった彼方達。そこで過去、虚構人間に書き込んだ内容が1日1つずつ現実となっていくことに気が付きます。
利用者は少ない者の匿名で書き込まれるネット掲示板。そこには彼方の彼女である真名子の「死」に関する書き込みも…。
愛する人を救うため、彼方達は運命に抗っていくといった物語になっています。
ネタバレ前に試し読みしたい方は以下から
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漫画「殺人予告はあの頃」ネタバレ
社会人となり、親友たちと久々の飲み会をしていた彼方。中学時代の思い出話から近況まで他愛もない話で盛り上がる。そこで出てきた虚構人間の話題。
友人達と別れた帰り道、自分が作ったネット掲示板は今尚、存在するのか調べると懐かしい書き込みと共に掲示板は残っていた。
書き込みの内容は大小あるが、飲み会時の会話から2つの書き込みが本当に叶えられていることを知る彼方。そして3つ目の書き込みを見て焦る。
そこには当時、大和と喧嘩をして腹を立てた彼方が書き込んだ内容が…。「ムカつく…車に轢かれて死んだらいいのに…」などと書き込みをしていた。
もし、これが実際に起こってしまったら…そう思った彼方は急いで大和の後を追う。
横断歩道は青。しかし、大和に車が突っ込んでくる。間一髪の所で彼方が大和を救出。安心したのも束の間…後続車のトラックに大和が轢かれてしまう事故が起こった。大和は帰らぬ人に…。
愛する人を救う為、親友達が立ち上がる…
景も虚構人間に書き込まれた内容が現実的になっていることに気づく。そして真名子も虚構人間の存在を知ることに。4つ目のレスが現実的になっているか景が確認をすると当然の如く、虚構人間の書き込み通りになっていた。
そして彼方、司、景は焦る。
3日後の8レス目に真名子が死んでしまうことに…。
彼方、景、司の3人は本当に虚構人間の書き込み通りに出来事が運ぶのか確認の意味と対策をするため、5つ目の書き込み通りの事件が起こりそうな場所で待機をする。
中身は省略するが書き込み通りの出来事が起こりそうになる。しかし、未然に彼方がそれを防ぐことに成功。未来は変えられる…と思った矢先、事件が起きてしまうのだ…。
続いて6つ目のレス。
これは学校火災に関する書き込みであった。ここでは彼方の秘策が成功する。そして脳裏に思い浮かぶ「先に予言を実行すれば予言は起こらない!?」この方法なら真名子を救えるかもしれないと…。
そして1巻では7つ目のレスまでの出来事が…。
ここでは実験的な意味合いも兼ねて予言を先に実行する。成功すれば確実に真名子を救える手段であった。
彼方の思惑は成功したかに見えたが…失敗に終わる…。7つ目のレスは遂行された。次は真名子の死に関するレスである。
このままだと明日には真名子が死んでしまう…そんな状況下に追い込まれる彼方であった…。
漫画「殺人予告はあの頃」感想
虚構人間に書き込んだ内容が遂行されるのはオカルト的なものなのか…それとも誰かが虚構人間の内容に沿って事件を起こしているのか…。1巻では不明。
この謎が最大の見所。
そして次巻で大筋である真名子の死に関する書き込みが遂行されることになる。次巻が山場になると思うので長編漫画にはならないと思うが先が気になってしょうが無い。
彼方、友人達は真名子を救うことができるのか…。乞うご期待といったところだ。
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