娘の友達ってどんな漫画?
注目の背徳サスペンス劇を繰り広げる漫画が登場。その名も「娘の友達」です。この漫画は「バイバイ人類」を描いた萩原あさ美先生の作品。
自己を捨てて会社では理想的な上司、家庭では良き父親として奔走、演じる主人公・市川晃介が娘の友達である如月古都と出会った事で人生が一変していく物語。
理想を追い求めるも現実はまさにストレス社会。疲弊している晃介を古都はどういった心理か不明ながら癒やしと愛情を捧げていく事へ。
娘の友達…高校生…道徳的に抱いてはいけない感情が晃介を支配していき、駄目だと思いながら不思議な安心感、癒やしに包まれていく。古都の真意は…そして道徳に反する感情が芽生えだしていく晃介はどう行動していくのか…本当に面白い漫画です!
ネタバレ前に試し読みしたい方は以下から
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娘の友達 ネタバレ
会社では係長、家庭では父親。理想的で良き上司や父親を演じようと奔走する晃介ですが、現実は理想とかけ離れており、社会の重圧に押しつぶされそうで疲弊しきっている状態。
さらに家庭でも問題点が…。
妻が他界してから娘の美也と二人暮らしの晃介。しかし、美也は母の死がショックで引きこもりになってしまい、上手くコミュニケーションが取れず…。
唯一の晃介が安らぎと癒やしを感じられる場所。それが寂れた馴染みの喫茶店。おじいさんが一人で切り盛りする喫茶店へ疲弊した晃介はリフレッシュを兼ねて訪れるのですが、久しぶりに訪れると若い女性アルバイト店員が入店していました。この女性アルバイトが後に判明しますが如月古都。ヒロインです。
美少女は引きこもり娘の友達だった…!?
馴染みの喫茶店で邂逅する二人。
店では一悶着あって、古都へ助け舟を出す晃介。一連の流れで自分を助けてくれたと理解した古都は晃介へ感謝と御礼の言葉を述べていきます。
後日、保護者面談で美也の通う高校を訪れる晃介。
面談の担当職員からは娘の事を何も考えていないと戒められる晃介。同時に会社の部下からは緊急連絡。家庭に社会…自分を縛る出来事ばかりに疲弊。気落ちする晃介は学校の階段にて少し休憩をする事へ。
ここで偶然にも階段を昇ってきた古都と遭遇。ここで喫茶店のアルバイト店員が高校生だった事を知る晃介。落ちていた名刺を拾って名前を見る古都。
彼女は晃介が美也のお父さんですか?…と質問。古都は自身の名前を告げて美也と友達である事。そして小学生時代に晃介と対面していた事を明かします。実は面識のあった二人。
簡単な挨拶をして去ろうとする晃介。そんな晃介に対して喫茶店で助けてもらったお礼、また疲弊している晃介の力になりたいと言って連絡先を交換する流れに…。
娘の友達と急接近!?
連絡先を交換してからは積極的に古都からメールが来るようになる晃介。会社で問題もあって癒やしとして馴染みの喫茶店へ立ち寄ろうとするとバイト終わりの古都と遭遇。
雨の中、傘を忘れていたので晃介は相合い傘をして古都を送っていく事へ。そんな状況時に部下と遭遇してしまう晃介。変な関係だと思われたくない晃介は対応に困りますが、機転を利かせた古都は『娘の美也です』と部下へ挨拶。
上手く切り抜けた後、部下への対応、自分への配慮に精を出そうとした晃介の頭をなでなでする古都。まさかの行動に胸が高鳴る感情が芽生えた晃介は傘を渡して一人で帰宅する事へ。
翌日からは係長、父親としてストレスの溜まる生活を強いられていく晃介は精神的に限界を向かえつつあった。そして何でも相談に乗ります!といった古都からのメール。
晃介は美也について古都へ相談する為、ファミレスで対面していきます。
晃介が相談中、息苦しそうな晃介を見た古都は今日だけは『係長』『お父さん』もお休みして『晃介』として接して欲しいと提案。流れで晃介は古都が行ってみたかったカラオケ店へ一緒に足を運ぶ事へ。
狭い空間でサラリーマンと女子高生が密着して二人きり。変な気持ちも込み上げてくる晃介だったがグッと我慢。そんな晃介の気持ちに反して古都はやたらと晃介へ寄り添っていきます。
そして息苦しそうな晃介を抱きしめて『私にだけは甘えてください』と一言。晃介は不思議な安らぎに身を任せてみる事へ。
日常を投げ捨て逃避行!
その後も重圧を感じる毎日。すると晃介の会社へ古都が訪れます。借りた傘を返す為に。そんな親切な古都を途中まで送っていく晃介。
自身のつまらない内面を吐露する中、古都は晃介に係長や父親としてでなく、晃介として今一番やりたいことはなんなのか?…そんな質問をしていきます。
真面目に考える晃介…。
出てきた言葉は『ここから逃げ出したい…』でした。そんな晃介に手を差し伸べて『おいで』と誘う古都。気がつくと二人は新青森行きの新幹線の中へ。
車両内ではゲームを始める二人。
しかし、古都の行動に欲情していく晃介。葛藤の末、彼は引き返す事を決意。自身の考えを伝えると突然、古都が晃介にキスをする展開へ。
古都の真意や意図がまったくわからない晃介。からかわれていると感じた晃介は怒りを露わに熱くなっていきます。冷静になった晃介はスマホを見ると部下や取引先からたくさんの連絡。仕事をサボった事の重圧に体が震えだしていきます。
そんな彼の袖を掴み「私…キス初めてだったんです」と一言つぶやく古都。
結局、二人は引き返す事なくネカフェで寄り添う形へ。古都は母との関係、今日の出来事を思い出話のように語っていく中、晃介へ接近。再び彼女は晃介にキスを迫っていきます。
一方、晃介の自宅では父親の帰宅が遅い美也が心配して部屋から出てきていました。そして晃介へ電話をかける美也。晃介は遠くの土地で古都と二人きり。キスを迫れている最中だったので美也からの連絡が気づかず…ここで1巻は幕引き。
漫画「娘の友達」感想
まだ1巻だけだと古都が悪女なのか…本当に晃介へ想いを寄せているのか不明。理由があって晃介に近づいているなら、かなり怖い少女です。
取り敢えず1巻は古都が晃介を真意不明ながら誘惑していく内容。
古都は晃介に癒やしを与えるのか…絶望を与えるのか…。独特な雰囲気がマッチしていて魅力ある漫画。お勧めです!是非☆彡
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