裏アカ破滅記念日ってどんな漫画?
漫画「裏アカ破滅記念日」は桜井美也先生の作品。いわゆるSNSで裏アカを利用して色々と鬱憤を晴らしいてく男女が最終的に転落していく短編物語を描いていく漫画です。
面白いのが各巻個別の短編ではなく、1巻で登場する人物をなぞった短編漫画になっていること。
こいつ、こっちではいい顔してるけど、実際はこんな奴だったんだ〜〜〜なんて各登場人物の裏の顔が炙り出されていきます。
今や表アカウントと一緒にSNSの裏アカウントを持っている人が多いと聞いた著者が少女や男子達の裏の顔を暴露していく衝撃作!
ネタバレ前に試し読みしたい方は以下から
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漫画「裏アカ破滅記念日」1巻ネタバレ
マリエの場合
エピソードの主役はマリエ。
彼女、表アカではキラキラした投稿しかしない自分ルールがあります。そしてストレスやイラつきを感じた時に裏アカでストレス発散!
裏アカはとにかく悪口を書き放題といった感じ。
しかし、間違えて裏アカの方に表アカで呟こうと思っていたことを載せてしまったマリエ…。
クラスメイトでパシリに使ってた田口といった少女にバレて弱みを握られてしまいます。
弱みを握った事で二人の間のカースト制度は大逆転。
田口は今まで虐められていた慰謝料としてマリエに50万円を要求します。女の恨み・怨念は怖し!
マリエはお金を用意する為、ウリに手を出していきます。そこで出会った中年のおっさんから得た情報がさらに形勢を逆転させるものでした。
ここから結末のネタバレ
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中年おっさんがSNSでハマっていた1人のフォロワー。実は田口の裏アカでした。田口は裏アカを活用して自分のエロ写真を投稿。
これをネタに田口の嫌がらせから解放されるマリエでした☆彡
田口愛里の場合
続いてマリエ編で登場した田口愛里のエピソード。
彼女はSNSの裏アカを活用してエロ写真を投稿。更新する度に騒ぐ男達を見て優越感に浸っていました。
しかし、学校では陰キャラ。パシリに使われる始末。
そんな彼女ですが恋心を抱く1人の男子がいました。それは橋本。橋本はクラス委員長で唯一、愛里に優しくする誰もが認める優等生。愛里が学校に通う理由は橋本がいたからでした。
学校が終われば裏アカでいつものエロ写真の投稿をする愛里。
しかし、裏アカに橋本からのダイレクトメッセージが…。
橋本は捨てアカを持っており、変なアカウントをフォローするのが趣味でした。そこで愛里の裏アカを知って、投稿されている写真から裏アカの持ち主が愛里だと割り出していました。
実はいい子ちゃんの仮面を被っていた委員長:橋本。
愛里の裏アカをネタに体の要求をしてくるようになります。
ここから結末のネタバレ
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橋本から呼び出されては体の要求をされる愛里。性の道具として使われている事に気づいた愛里は橋本に復讐をします。
それは橋本の裸写真を盗撮しており、SNS上で鍵垢として保存。
愛想のつきた愛里は鍵を解除して橋本のイケナイ写真をSNSに拡散していきます☆彡
正の場合
裏アカ破滅記念日 1巻のラストエピソードは愛里編で登場した橋本正が主役。
表向きは優等生。しかし裏の顔は冷酷非道な男でした。
捨てアカを活用して女性をたぶらかして風俗へのスカウトをしていました。そして学校や家では再び、いい子ちゃんに戻る生活。
良い子ちゃんを演じている理由は母親の為。過保護に育てられた正は母の笑顔を守るために良い子ちゃんを演じていました。
しかし、ストレスが貯まるので捌け口として裏では女性を粗末に扱うような行動へ。
そんな彼にとんでもないショッキングな結末が訪れてきます。
ここから結末のネタバレ
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ある日、母親が出掛けたので風俗スカウトの新規開拓をしようとSNSを覗く正。
そこで人妻Kといった人物の裏アカとコンタクトを取ります。
会う約束をして待ち合わせ場所で待っていると………。
登場したのは自分の母親。
正の母親は裏アカを利用して男漁りをしていたのです。さらに追い打ちをかけことが正を襲います。
風俗へ売り飛ばした女が形相を変え、ナイフ片手に正に襲い掛かってきます。正は刺されてしまい、自分が馬鹿だったと反省して幕を閉じます。
漫画「裏アカ破滅記念日」1巻の感想
ただの個別短編集ではなく、登場する人物の背景を追いかけた作品になっており非常に面白いです。そして誰もが裏アカを持っており、人に見せられない裏の顔を曝け出していきます。
実際にSNS(Twitter)でも裏アカで検索をかけると多くの裏アカを運用している人で溢れています。内容も表向きではなく正に裏といった印象が多いですね。
この作品では裏アカで安易な写真投稿などは破滅の危険性がありますよ…といったメッセージも篭っているので裏アカを利用している人は共感できる部分も多いかと思います。
興味が出た方は是非、読んでみて下さい。
ちなみに漫画「裏アカ破滅記念日」は電子書籍限定のコミックになります。電子書籍ストア「BookLive!」で試し読みも可能なので気になった方はチェック☆彡
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