SNSに凍てつく女たちってどんな漫画?
SNSに凍てつく女たちはBookLive運営の漫画レーベルであるNINOから出版される人気漫画の最新シリーズ。
以前のシリーズについては当サイトでも紹介しているが以下のような作品がある。
今回はこの『SNSに○○女たち』シリーズの最新作となる。各話完結の短編になっており『SNSに凍てつく女たち』では4つのエピソードが収録されている。
- 友情トリミング
- 加工モデルのご依頼はこちら
- 野次馬女
- 使えない女
上記の4作品が1冊に収録。
作品を描く漫画家さんは美山薫子先生、縛先生、ほの香先生、廻先生の4人である。
内容としてはSNSに蔓延るヤバイ…イタイ女が描かれていき、最終的に淘汰されたり改心したりといった物語が描かれていきます。
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SNSに凍てつく女たち ネタバレ
友情トリミング ネタバレ
美山薫子先生の描くエピソード。主な登場人物はかりん(以下、カリン)京子、ユキといった女性3人。
映える写真に執着するカリン。所謂、キラキラ女子である。彼女は京子に手料理を作らせて、それを撮影。自身のSNSに投稿していく。
カリンにとってSNSで写る人物も映える写真を作る為の道具。その為、地味女である京子は一緒に写真を撮ってもカリンのSNSに写る事はなかった。
カリンに多少の不満が募る中、手料理パーティーに誘われていく京子。カリンの同僚であるユキも遊びに来ていた。
手料理パーティーと言う名の撮影会が始まる。ほとんどカリンはユキとツーショットを撮り、最後に3人揃った写真を撮っていく。
その後、カリンのSNSをチェックしてみると京子が写っている写真は皆無。さらに京子が作った料理を自分が作ったと偽っていた。
その後は京子の購入した新作ブランドバックも自分の方が似合うし、持っていれば価値があるといって勝手に自撮り。SNSへ自分へのご褒美と称して投稿していく。
傍若無人なカリンに対して口火を切っていくのがユキであった。あまりに友人をお粗末に扱うカリンに以前から不愉快を感じていたのだ。京子もカリンに対して本音を伝えていく。
そして京子、ユキはカリンと友人の縁を切っていく事へ。京子はサバサバとした性格のユキと親交を深めていき、彼女はしっかりと京子と一緒に写った写真をSNSに投稿。映えを意識しない本当の友人になっていく。
加工モデルのご依頼はこちら ネタバレ
縛先生が描くエピソード。
加工写真に写る自分に陶酔。勘違いしていく女が描かれていきます。
美人ではないが自分に酔っているマキ。彼女は自称モデルとして活動をしていく。そんな中、憧れの人物であるリコが紹介していた加工アプリに食いついていく。
別人のように美人に加工される写真を投稿した事でSNSでは絶賛されていき、アパレルモデルの依頼も受けるように…。スタジオには憧れの人物・リコもいて自分も高みに昇ってきたと勘違いしていく。
そして撮影スタート。
だがSNSと実物に差があり過ぎて撮影スタッフも失笑。取り敢えず撮影はするも結局、彼女のモデル写真は掲載される事はなかった。
規約違反に加工モリモリなど使われるはずもないのだ。
逆上していくマキはクレーマーと化してカメラマンへ連絡。悪態をついていく。SNSであれだけ盛り上げておいて掲載もなかった事で彼女のSNSは荒れていき、加工女であった事もバレていく。
カメラマンへの悪態メッセージをSNSにあげると追い打ちをかけるようにリコが反応。SNSでのマキの評価は急降下。アカBANも食らう事になって生き甲斐を失っていくマキは精神が崩壊していく。
野次馬女 ネタバレ
エッジ〜彼氏の女友達〜を描くほの香先生のエピソード。
田中といった女性がヒロインである。
彼女は彼氏にフラれ、モラハラ上司にネチネチと小言を言われて頭を悩ませていると優しく声をかけてくる川本といった同僚と親交を深めていく。
親切と思いやりのある女性だと思っていた川本が実はとんでもない女であった。
彼女は人の不幸話を食い物にして拡散。優越感を得ていく裏の顔を持っていたのだ。田中は自身の不幸話が拡散されている事を知って、川本の本性に辿り着いていく。
川本に裏切られた田中は復讐を誓っていく。
川本を貶める為にわざと不幸話のネタを彼女に提供。モラハラ部長である吉沢も利用して川本に仕返しをしていきます。
川本は食い物にしていた不幸話の拡散で自身の首を絞める事になり、吉沢と共に異動させられる事へ。
使えない女 ネタバレ
廻先生が描くエピソード。
痛い目を見る事になるヒロインは司法書士事務所の正社員として働く結愛。
仕事の最中もSNSに夢中になって自分の仕事をパート社員である佐藤五十子に丸投げしていく女である。さらに定時になれば誰よりも早く退社していく彼女。残った仕事は五十子に押し付けていく。
そんな押し付け女には婚約者がいた佐藤誠である。
欠点のない誠と必ず結婚する野望を抱いていく結愛。そして誠から母親に会って欲しいとお願いされる事に。結婚といったゴールまであと一歩である事を踏みしめていく。
会社では相変わらず五十子に仕事を押し付け、忙しいのに残業もせず定時退社していく結愛。
そんな日々を過ごしながら誠の母親と対面する当日。
彼女は現れた母親を見て仰天する。
誠の母親は同僚の佐藤五十子だったのだ。普段の勤務態度は仕事熱心であると誠に偽っていた結愛。本当のことがバラされるのではないかと内心焦っていく。
結愛に騙されている息子を知った五十子は案の定、彼女の本性を明かそうとしていく。しかし、相手はパート社員。自分は正社員。パートに馬鹿にされそうになった結愛は逆上していく。
そして五十子は同僚としてではなく、誠の母親として結愛に口を開いていく。要約すれば『お前なんかに息子はやらないよ』と…。
五十子にマウントを取られた結愛はマウント返しをしていくが、あまりの醜さに周囲の人々が結愛をスマホで撮影。SNS等に拡散していく。
その後は単純明快である。
結愛の逆上動画はSNSで拡散。会社での評価も急降下してパート社員に降格。一方のデキる女である五十子は正社員に抜擢されていく。
デキる女・五十子はデキると勘違いしている結愛の自信を簡単に折っていく。自分が使えない女である事を自覚していく結愛。SNSでも罵られる彼女は凍てついた女になっていく…。
SNSに凍てつく女たち 感想
映え写真執着女、加工写真依存女、不幸話大好き女、押し付け女といったテーマで繰り広げられていく女の転落物語。
この漫画シリーズ全てで言えるのですが外れのエピソードがなく、全部が面白いんですよね。
今回もリアルなSNSに蔓延るヤバイ、イタイ女達が現実で痛い目を見せていく各短編が描かれていきます。
SNSのあるあるネタや共感ネタが満載なので気になった人は是非、チェックしてみて下さいね☆彡
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