漫画「サイソウフレンズ」14話ネタバレ！再び命を狙われる過酷な状況へ！？

サイソウフレンズ 14話ネタバレ

江唯みじ子先生の人気タイムリープ系ヒューマンサスペンス漫画「サイソウフレンズ」第14話の内容をご紹介。

14話の注目ポイントは黒井の中にいる未来の薊が再び何者かによって命を狙われる状況へ。苦し紛れに相手へ引っ掻き傷をつける事に成功するも、今後の黒井の運命を自由太に語ると彼から軽蔑される事へ。

傲慢だった性格から少しずつ、人を思い遣る事の出来る人間になっていく未来の薊。黒井の言葉に涙を浮かべる場面も収録されています。

ネタバレ前に試し読みしたい方は以下から
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冒頭、黒井の自宅からスタート。
黒井の部屋に義妹が現れて、体調を心配してくれます。そして学校で作ったと言う「しおり」をプレゼント。

黒井が義妹に懐かれている事、従妹の家でお世話になっている事で義妹の両親から与えられるはずだった愛情の半分を奪ってしまった気がしていると胸の内を明かす幽霊化している黒井雪。

ただ、未来の薊はしっかりと黒井の教えていきます。義妹はそんな事を思っていないと…。しおりの裏には「ゆきちゃんだいすき」といった義妹からのメッセージが記されていました。

翌日、登校前に自由太と合流。

自由太は彼女に階段から突き飛ばした犯人は判明したのか尋ねていきます。春名ではないかと目星をつけていたが検討はずだったことを明かす未来の薊。そんな中、素朴な疑問を自由太が口に出していきます。

『それって薊が犯人って事はないよね？』

否定する未来の薊であったが心のどこかで今の高校時代の薊なら、やり兼ねない側面もあった為、脳裏に自分である可能性も浮上。口を紡いでしまう事へ。そして自由太はずっと薊に訊きたかった事を尋ねていきます。

『薊…高3の初めの頃と変わったよね…なんでそんなに変わっちゃったの？』

自分が何故、変わっていってしまったのか思い出していく薊。中学生の頃は外見で差別されており、悔しい思いをしてきていた。中学時代の部活を真剣にやったおかげで卒業時には標準体型に戻っており、成績をあげることで一目置かれる存在にもなり、自信もついてきていた薊。

当初は特進クラスであったが3年生で全科統一となり、昔の自分を払拭しようと強気の態度で最初はクラスメイトと接していた事が明かされる。

ただ、それが上手くいった事もあり、周りにも頼られるようになって、だんだんと傲慢な人間になったかもしれないと自己分析。

場面転換。
何事もなく4時間目が終わってお昼。すると2階から何かが落ちてくる物音。見遣ると黒井雪のバッグが2階から放り投げられていた。

スマホは壊れて、弁当も食べられない状態。また義妹からもらった「しおり」の行方も不明。幽体化している黒井はスマホや弁当よりも真っ先に義妹からもらった「しおり」を探していく事へ。

一方、黒井の嫌がらせを肌で感じた未来の薊。過去、自分が同じような事をやった記憶を思い出していく。やるせない気持ちになる中、排水溝に「しおり」が引っ掛かっている事を確認。

排水溝は落ち葉が詰まって排水ができていない状態だった。

蓋を開けて「しおり」を取ろうと腕を突っ込んでいく未来の薊。すると背後から彼女に近寄る黒い影。

頭を掴まれて、そのまま排水溝に顔を押さえつけられていく事態へ。バタバタとして必死で足掻く未来の薊。なんとか爪で相手に引っ掻き傷をつけることに成功。ビックリした相手はそのまま逃げ去っていく事へ。

その後、薊が教室にいなかったので心配になって探していた自由太。呆然としてる未来の薊を発見。

『誰かに殺されかけた』

『引っ掻いてやったから傷がある奴を探せば…でも犯人を見つけるのが怖いんだよね…自由太の言う通り…私かもしれない』

未来から来た薊なら全部わかっているのではないかと問う自由太。しかし、知っている過去と違う出来事が起きている事を明かす。

『このままじゃ黒井は…！』

黒井が今後どうなっていくのか尋ねていく自由太。幽体化した黒井自身も気になっていた事であった。

『…黒井はもうすぐ死んじゃう…』

それを聞いた自由太。
黒井の中の薊に向かって壁ドンしていく。『ウソだ』と怖い表情で睨む自由太。黒井が死ぬから未来で自由太は…

『私の事が死ぬほど嫌いって言ったんだよ』

未来で自由太に言われた言葉を伝えていく薊。無言で立ち去ろうとしていく自由太。薊は今の薊を止めれば未来も変えられる事を伝えます。

『…なんだよ、それ…あんたも薊だろ』

雨の中、呆然と立ち尽くす薊。
幽体化している黒井に過去の自分は殺意がない事を伝えていく。そして今は黒井の運命を変えたいと思っている事を打ち明けていく薊。しかし、今の薊と高校生の薊…どっちが本当の自分なのかわからなくなって悩み込んでいく薊。

そんな彼女を見て、黒井雪が言葉をかけていく。この世界の薊と未来から来た薊は別の人だと思いたいと…。そして排水溝から「しおり」を拾ってくれた事を感謝して「ありがとう…」と伝えていく幽体化した黒井雪。

彼女の言葉に感涙する薊。そのまま泣き崩れていく。ここで第14話は終了。

また何者かに命を狙われる事になる黒井の中にいる薊。一体、犯人は誰なのか…そして黒井を殺そうと企む理由は一体…。謎が深まるばかり。ただ、今回は相手に傷をつける事が出来たので傷のついた人物を探せば特定は可能！？

回を重ねるごとに面白くなっていく漫画。ミステリー、タイムリープ、サスペンスが混ざったお勧めの作品です。興味が出た人は是非、チェックしてみてくださいね。

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2022/03/23 2022/03/23